第32章 夏油傑 花火
「声出したら気付かれちゃうよ…?」
みんなで浴衣を着て花火大会を見に行こうとしたら突然路地裏に引っ張られ、傑先輩が耳を舐めながら腰を打ちつけてくる。
大きな手で口を塞がれているけれど…
「ふっ…!んうっ…!!」
「ほら…我慢しないと気付かれてしまうよ。頑張って」
「むっ…!」
声を我慢するとナカに集中してしまう。
我慢しても声は抑えられないし、これ以上どうしようもできない。
「近くに自販機があることをすっかり見落としていたよ。
人の声で混雑しているけれど
セックスしてるところ見られたらどう思われるだろうね」
「ぉ…ふっ!…んううっ…んっ!んんっ…!」
「なまえ…もうイキそうな顔してるね。
だけど声出さないで」
「!!…ぉぶっ…うんんんっっ」
傑先輩は声を抑えようとするあまり鼻まで一緒に塞いできた。
これでは死んでしまう。苦しい。苦しい。
息を塞がれて苦しくてたまらないのに…
(きもっ…ちいぃぃいい…!!)
限界を超えると目の裏で火花が散り、続けて傑先輩もゴム越しにドクドク射精するのが伝わってくる。