第29章 伏黒甚爾 寝取られ妻-参-
「んあっ、あぁ!だめっ、イク…!んぁああっ
あっああー!も…、もうだめぇ、いくっ、またイクぅ…
甚爾の奥にいっぱい出してぇっ…」
夫じゃなかったら人生終了していただろう。
わたしのナカが激しく収縮すると甚爾の精子を搾りとり、ペニスを引き抜くとこれまで出した精子がごぽっと溢れる。
「なまえ…こっちに来るんだ…」
「もうアナタったら…ふふっ」
夫はスーツの上着をかけてきて
息遣いを荒くしながら夫婦の寝室に鍵をかける。
「…どうしたの?そんなに興奮しちゃって…」
わたしたちの危険なセックスがそんなに魅力的に映ったのだろうか。
寝取られ性癖を持つくらいだし…
「なまえ…彼と毎日セックスするのは許したが人目にさらす行為は許容できない。わかるね…?」
「どうして…?あんなに開放的に気持ちよくなれるのに…」
「それだと痴女と同じだ。
君はそんなんじゃないだろう…?」
そう言われても夫に見られたらもっと興奮した。
似たようなセックスはしたことがあっても甚爾相手では比較にもならないが。
「お返事もできないのかい…?」
「…次、痴態をさらしたら…」
「離婚だよ」
その言葉をずっと待っていた。
自分を変えられなければ夫に捨ててもらえばいい。
これで甚爾の腕にしっかり抱き締めてもらえば。
<終>