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【呪術廻戦】じゅじゅ♡らぶR18短編集

第27章 伏黒甚爾 寝取られ妻-壱-


「なまえさんのお知り合い、ですか…?」

マンション内にあるジムに到着すると笑顔の絶えない専属トレーナーは怪訝な顔をみせる。
気持ちがそっちのけですっかり忘れていた。

「彼のことは気にしないで。
心配性の夫が寄こした番犬みたいなものよ」

「そう…なんですね」

「じゃあいつも通り厳しくお願いするわ」

「はいっ!よろしくお願いしますっ」

マンションオーナーでもある夫の権限で
この時間帯はジム施設を貸し切ってもらっている。

昨晩、甚爾が性処理ペットとしてうちに来てから
気持ちが落ち着かない。
いつも通りトレーニングに集中したいのに…
甚爾から熱のこもった視線を送られまったく身が入らない。

「はあっ…はあっ…はーっ…」

「なまえさん…体調悪いですか?もしあの男が目障りなら席を外してもらった方が…」

専属トレーナーは甚爾を見ながらわざとらしく耳打ちする。

「そうね…。今日はこれで切り上げましょ。あとは自主練するわ。お疲れさま」

「えっ?…はい…わかりました。では私はこれで…」
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