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江戸でおむすび屋さん始めました!

第8章 夏と恋とひんやり甘味


それから数日が経って源平さんから手紙の返事が届いた。酪農家の知り合いがいるとのことで新鮮な牛乳が手に入りそうではあるけど・・・保冷剤や冷蔵庫もない時代だからそのまんまの牛乳をどうやって運ぶのかに問題が発生した。
酪農家さんが壺に入れて荷車で厳重に運んでくれるらしいんだけど大丈夫かな?

でも生クリームさえ手に入ればバターができるし、ホワイトソースができればシチューだってラザニアだっておてのもの!

なんなら諦めてたマカロニも作ってグラタンでもいいなぁ。

グラタンは冬に出そうかな?熱々のグラタンをふぅふぅと冷まして食べるのがいいんよね。


ものは試しに厳重に牛乳を運んでもらった。

「ありがとうございました。」
壺に入った牛乳を受け取って味見した。
「うん!これなら生クリーム作れそう。」
そしてなんとか試行錯誤して生クリーム作りに成功!

「あーこの味だ!これならパンケーキにかけたり、パフェにかけたりできるわね。」

そして生クリームからのバター作りも成功した。
そんなこともあって源平さんが酪農家さんの住所を教えてくれてお礼の手紙と契約のお願いをすることができた。

秋になったら時間が空くので酪農家さんもお店に立ち寄って食事してくれるとのことだ。

よーし!酪農家さんに生クリームやバターのおいしさを知ってもらうわよ。
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