• テキストサイズ

江戸でおむすび屋さん始めました!

第5章 だし巻き卵は母の味


身近な人の近況報告って嬉しいよね。私も武士の方と知り合って手紙を交換してることを話したんだ。よかったねって言ってくれたよ。

そういえばふと思ったんだけど江戸の人達ってどんな感じで夏を過ごしてるんだろう?私の時代にはクーラーも扇風機もあるけど打ち水だけで涼しくなるのかな?

それなら夏に向けて限定献立を考えないとなぁー。やっぱり蕎麦かそうめん?何にしようかな?

本当はアイスクリームやかき氷をやりたいところだけど冷凍庫なるものはないし、氷もそもそも作れないんじゃかき氷なんて無理か。

アイスの素なら作れないことはないかも。卵と牛乳だよね?あっ、バニラエッセンスどうする?てかそもそも素が作れても固まらせるには?ゼラチンもないし、いやゼリーみたいになるのか・・・

ゼリーなら冷たくて美味しいよね。なんとかゼラチンって作れないのかな?私は仕事終わりに試作品を作ることにした。

スイカを出しても良いし、それなら八百屋さんで買わないと。だだ切って出しても良いんだけど一工夫したいよなー。それならスイカひとたまを中身をくり抜いてフルーツとか入れたらどうだろうか?フルーツポンチ的な?でもそもそもソーダ作りが上手くいかなかったもんね。それならゼラチンを作ってスイカゼリーみたいにしても面白いかも。アイディアは次から次へと浮かんでくるけど実行するのが難しい。なんとかならないかなぁー。
/ 130ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp