第4章 居所
私の上に跨る彼の脚の間に膝を当ててぐりぐりと刺激を与えた。
赤井「お前なッー…」
ーー此処か…ーー
彼の顔が見やすい位置に居る事を良い事に、歪んだ彼の顔を見逃さない。
感じ易い場所を見つけると其処を膝で攻め立てた。
一瞬の隙があったのか、彼の脚が私の脚を押さえて再び私は動けなくなった。
赤井「…ッ……遠慮する必要は無いな…」
着ていたものを全て剥がされ、彼も全て脱ぎ捨てると私の極部に彼は自分自身を当てがった。
お互いの其処はさっきの所為で濡れていて、彼の其処もかなり大きくなっている。
赤井「…」
何も喋らず彼は私の割れ目に大きくなったそれを当て、擦り始めた。
時折は良いところに当たっているが、あまり気持ち良いとは言えない彼の行動を眺め
膝を自分の方へ曲げ、身体の前で閉じてあげると彼は整った顔を僅かに歪めた。
私の秘部と脚の圧で彼は快楽を得ている。
赤井「…名前…ッ」
名前を呼びながら、1人で達してしまう彼を愛おしく思って眺めると彼は私の脚を開いた。
私の身体についたまだ温かい液体を拭うと、彼の身体が私の身体にくっつくように降りて来る。背中に腕を回すと、彼が耳元で囁いた。
赤井「…1度達していないと直ぐに出してしまいそうだったんでな…」
くっついた身体から感じる彼の脈打つモノに驚くが、言われている間に其れは私のナカに入ってきた。
「ぁぁっ…」
赤井「…そんなに締め付けるな」
そうは言っても彼は既に腰を動かしていて、更に指で私の膨らみを弄っている。
下腹部から与えられる2つの刺激に膣が閉まっていくと、彼をより感じた。
赤井「気持ち良さそうだな…」
耳元で彼の声を感じると身体の中にまで届いて、響いている様に錯覚する。
声でさえ感じられる身体を疎ましく思った。
彼の整った顔を思い出して今耳元にある顔はどんな表情だろうと思うと愛おしさが増した。
脚を彼の後ろに回し腕を彼の首の後ろで固定させると自然と言葉が出て来る。
「んっ……気持ちぃっ…」
力無く溢れた自分の声は彼の耳元にある為、聞き逃すことはないだろう。
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