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D.World 2

第4章 居所















名前said

赤井さんの酔っている姿を見るのは初めてだと思いながら、彼が揶揄い始めた事を察知した。

唇を触れる位置まで近付けるが彼は重ねてくる事がない。

無理矢理奪ったり安室さんの腕の中で居てもキスしてきた事を思えば、何なんだそれはと思う。

何故なのかが気になって身体を近付けた赤井さんを見つめるとニヤついている。

赤井「…キスされると思ったのか?」

普段なら彼の方が積極的に色々と仕掛けて来るのにこういう時にそれは腹立たしさが増した。
鎖骨あたりの服を掴んで唇が触れるかどうかという位置で固定させると

…チッ

赤井「!」

思い切り舌打ちをした。
上目遣いだが彼を睨んでやると驚く彼を眺めることが出来た。

満足して笑みを溢すと彼は普段の顔に戻った。

赤井「…驚いたな…まさかそういう顔も出来るとは…」


背中に腕を回され、身動く事が出来ない私の唇に彼の唇が重なる。

チュ…チュクッ…

直ぐに舌が入ってきて私の舌を裏側から舐め上げ絡ませて、くるくると掻き回す。

気持ち良さに身を任せていると主導権は完全に彼のものだと気付いた。

クチュ…ジュルルル

赤井「ッー…」

私の舌を彼の舌の裏側に潜り込ませて、彼の舌を吸い上げると彼が感じたのか身体を動かした。
吸い上げるのをやめ、唇を離す。
私は私の口の端から溢れそうになった唾液を舐め上げ、彼の顔を見た。

赤井「はぁ…お前は…」

身体の向きを変えられ、手首を掴まれる。
顔の横で手首を掴まれると完全に身動きが取れなくなった。

赤井「…自分がどれだけ煽っているのか…教えてやる…」

器用に片手で服をたくし上げ、胸を露わにさせると中心の膨らみを咥えた。
もう片方は彼の硬い指が中央の小さな突起を摘んだり軽く弾いたりして弄ぶ。

「んぅっ…」

与えられる快楽に声が出そうで抑えられていない片手で口を塞いだ。
その間も次々に与えられる刺激にビクビクと身体を動かしているとやがて身体が反り返って達した事を悟った。
彼が口を離して息を荒くしながら満足気に私の身体に舌を這わせた。

赤井「…此処だけでイッてしまったな…」

「っ…」

ピンッと指で弾くと感じ易くなったせいで身体が強張る。
達したと分かってもそれだけで満足できる訳も無い。それに、やられっぱなしだ。






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