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【スラムダンク】君に好きだと叫びたい

第21章 戻ってきた男


三「………」
三(あいつら付き合ってんのか…?ま、帰りに聞いてみるか…)

______

あなた「お待たせしました!」

三「おう」

2人は帰っていった。

彩「三井先輩、話があるって言って今日あなたと帰る約束したんですって、ウジウジしてると取られるかもよ?」チラッ

宮&花「!!!」
流(……)

あなた「それで…話って…??」

三「あぁ…」ピタッ

あなた「??」

三「本当に悪かった」

三井は頭を下げた。

あなた「えっ?ちょっと先輩…」

三「怖かっただろう…特に…竜のこと………悪かった…………」

あなた「顔上げてくださいよ先輩」

三井はゆっくりと顔を上げる。
するとあなたは三井のほっぺたを軽く摘む。

三「いへぇ…」

あなた「たしかに怖かったです…凄く。だけど私には支えてくれる人たちがいて、心配してくれる人たちがたくさんいるってことにも気づけたんです。」

三「……」

あなた「かと言って許す訳じゃないですよ?怪我した人たちもいるし、謹慎になった人たちもいますから」

三「だよな……」

あなた「だから、先輩はバスケでお返ししてください。誰よりも最後まで負けを諦めないでください。一番勝利に貪欲でいてください。そして、チームのために、たくさん試合に出て勝ってください。」

三「!…あぁ、もちろんだ。ありがとよ」
三(自分が嫌な思いしたってのに…チームのためにかよ…)

あなた「…あ!あと私にシュートも教えてくださいね!!!」

三「ふっ、まかせろ」
三(こいつのために……オレは必ず勝ってやる)

あなた「試合、楽しみですね!!」

三「そうだな」

あなた「そういえば三井先輩、私の名前呼んでくれないですよね!お前じゃなくてちゃんと名前で呼んでくださいよ〜!」

三「……あなた」

あなた「!!へへっ」ニコッ

三(いちいちかわいいなクソ…)

三「そーいやあなた、流川と付き合ってんのか?」

あなた「え、楓?付き合ってはないですよ…」

三「じゃあ好きなのか?」

あなた「…好きってなんなんですかね?」
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