第15章 練習試合当日
あなた「あき…仙道さんがここまでで18得点、残り6分でこの得点なら少ない方ですね。楓すごく頑張ってます!」
角田「それでここまで競った試合ができてるんだ!去年は仙道1人に47点とはれて完敗だったからな!」
あなた「47点……楓、かなりしんどいだろうなあ…足とかにこないといいけど……」
流川はかなり疲れていた。
仙道がドリブルで流川を抜こうとしてそれに反応した瞬間、流川は足がつり倒れてしまった。
どさっ
あなた「楓っ…!!!やっぱり足が…」
流川親衛隊「ルッ…ルッ…流川くん…」
安田(あ…足がつってる!)
田「!!!」
田(しめた!いくら流川といえどあの仙道を1人でマークし続けてるんだ…40分もつはずがない!体力の限界だ!)
陵南「よーしこれでもらった!」「湘北はここまでだ!」「やっぱりうちと湘北じゃ鍛え方がちがうからな!」「オレたちは毎日地獄をみてるんだ!」
花「ぬ…」
審判「交替しますか?」
花「足がつっただと!?情けねー!そんこはこうすりゃいいんだ!」
花「とう!!!」
ビシィッ
花道は流川の足を蹴りあげた。
木暮「ムチャするな桜木!流川はずっと仙道をマークしてきて相当疲れてるんだ!!!」
花「うるせー!!おいオヤジ交替だ!ルカワはバテバテ…」
どがっっ
流「だれがバテてるって?」
花「おめーだ!!!」
流「うるせー、ちょっとつまずいただけだ」
流「交替はなし、試合再開」
あなた「かっ…楓!ほんとに大丈夫?」
流「大丈夫だ」
あなた「ふふっ、うんわかった!がんばってね!」
流「おう」
パシッ
あなたと流川はハイタッチを交わした。
仙「フッ、そうこなくちゃよ、スーパールーキー。」
仙(流川のやろーもあなたのことが好きだな、もしかして返事保留にしてるのも流川だったりするのかもな。ま、負ける気はねーが)
そうして試合は再開された。
流川は開始早々、安田が打って外れたボールをリバウンドして得点を決めた。
花(あ…あれは…リバウンド……)ピーン
田(今年のインターハイ予選、流川のデビューは間違いなく鮮烈なものになるだろう。去年の仙道がそうだったように…だがウチが負けるわけにはいかん!そのためにも仙道!今そのルーキーをたたいとくんだ!)