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愛を込めて、大公殿

第3章 本当の終わり。始まり。


アリアは、戦争が激化するなか、

女も狩り出されることを知った。

兵士たちが足りなくなり、砲弾を打つ手伝いをするのだ。

城壁は危険な場所で、敵の弓矢や、砲弾が飛んでくる

若いアリアは心を既に決めていた。

戦で死ねば、家にお金も入ることになっていたし、

何より最大の愛おしい人のために死にたいと、アリアは思ってしまったのだ。

まともに言葉も交わしたことのない、人にこれほどまで恋焦がれて、孤独でありながら、アリアの魂には強い希望の光があった。

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