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お人好しは何かと巻き込まれる【R18】

第10章 旅立ち 初めての野宿


魔法で綺麗にして再び見張りを続ける。

旅の疲れに何度もイカされた事で
起きてるのに限界がきて
ルシアリアは舟を漕ぐ。

フォルトの膝の上に横に座り
いつの間にか寝てしまっていた。

ルシアリアが眠りについた後すぐ
見張りの交代時間がきて場所を
移し、魔法で収納していた少し
厚めのシートの上に二人体を
寄せ合い眠りについた。


結局二人の行為は皆、気付いており
次の見張りの交代をした男女も
触発され行為に及び
男性三人組は交代で抜きに
行ったことなど知ることなく
朝までフォルトに身を寄せ
幸せな夢に浸っていた。


次の日も移動がほとんどだったが
小さな町に着いて宿を取ることができた。
男女の二人組はここが目的だったようで
町に着いたら別れた。
残りの三人組とはもう少し一緒なようで
何かあった時にすぐ出発出来るように
同じ宿に泊まる。

足りない物を買い足したり
ただの観光気分で町をフォルトと
見て回る。

「俺はここのギルドに寄ってくるから。
ルアは一人で大丈夫?一緒に行く?」

「ううん。お仕事の邪魔になるし
携帯食を買ったら宿に戻るね!」

前回はガラの悪い奴らに絡まれたので
フォルトは心配する。

「大丈夫だよ。早々と何もないよ」

「…そうだといいけど、何かあったら
すぐ逃げるんだよ」

「はーい」

それほど治安の悪い町ではないのだが、
とりあえず返事をしっかりしておく。

フォルトはギルドに向かい、
ルシアリアは携帯食を買いに行く。

初めての町なので人に尋ねながら
店を探して目的の物を手に入れる。

その店は一つ路地に入った所に
あったので人通りが少なかった。

歩いていると誰もいないところから
小さいな声が聞こえた気がした。

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