第8章 ちょっとイジわる(後編)
「あいついい奴だけど暴走すると
止められないだろ。よく最後まで
されずに済んだな。良かった。
これで最後までヤラれてたら
和平どころじゃなかったな」
顔は笑っているが心情は
怒ってるのがわかる。
ルシアリアを四つん這いにさせて
お尻をヤワヤワと撫でる。
後ろめたい気持ちがあるので
されるがまま従う。
「こうしてたら狼みたいだな?
他の雄に尻尾振る悪い子は
お仕置きだ」
叩かれると思って目を瞑るが
次にきた衝撃は痛みではなかった。
指を一気に奥まで挿し込まれ、
直ぐ様ぐちゃぐちゃと
音を立てながら蜜壺を犯す。
「ひゃああぁぁ」
「激しくされるの好きだった?
すごく締まったんだけど」
「やぁ あっ、あぁん やっ
激し い、あぁっ」
「そんなに声出していいの?
他の部屋に聞こえるかも?」
「あん やぁ え?…結界
張って ない の?」
この前した時と同様、
結界を張ってるのかと思い
声なんて気にしなかったが、
今のセリフで声がこの家中に
響くのではと思い至り
片手で口を抑える。
「どうして声を抑えるの?
かわいい感じてる声を
みんなに聞かせてあげたら?」
ブンブンと首を横に振る。
蜜壺の指は2本に増え
動きも激しくなってきた。
「んんっ んっ!」
声が漏れてきそうで枕に顔を
押し付け我慢する。
おかげでお尻だけ持ち上がった状態で
愛液が太腿に流れ落ちていく。
「こんなに感じて、リヒターのと
どっちが気持ちいい?」
答えたくても口を開けば喘ぎ声しか
出てこなそうで返事が出来ない。
「あーあ、こんなにぐしゃぐしゃに
なるくらい感じて…ほら、
イッていいよ」
「んんんんんっ!」
フォルトの声に反応し背中をさらに
しねらせ絶頂する。
腰は高い位置のまま
はぁはぁ と荒い息をする。
その間にフォルトは服を脱ぎ
ルシアリアの後ろに行き
絶頂に達してヒクヒクしてる
蜜壺に硬い物を当てる。
「やっ、待って…まだぁあああああ!」
止める間もなく一気に挿入される。
声なんて気にしてる余裕はなくなった。