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お人好しは何かと巻き込まれる【R18】

第7章 一回って?(中編)


「なぁ、こっちなら入れていいか?」

お尻を擦りながら物欲しそうに
聞いてくる。

「こっちって?」

ルシアリアはリヒターの言うところが
わからなくて聞き返す。

「あんた本当に初心なんだな」

お尻をそっと撫でていき
蜜口のさらに後ろにある入り口に
指を当てて止める。

「ここ」

「…え?ここって……お尻のっ
え?やっ、入らないよ!」

穴の入り口に指を当てグリグリと
刺激する。

「ダメ!そんなとこ入りません!」

腰を引いて手でリヒターの腕を
押し退ける。

そこにドンドンドンと部屋の扉を叩く
音が響いた。

「兄貴!来客だ!来客が来たぞ!」

レクトが扉を叩き来客が来たことを
部屋の外から伝えてくれる。

「来客?こんな夜に一体誰だよ!」

「それが人間のギルドからの使者で
和平条約についてと、そこの娘を
引き取りに来たってことだけど…」

「…私?…もしかして…」

濡れて汚れた下肢を拭いて
急いで服を着る。
リヒターも気怠そうに立ち上がる。

「お迎えか。もっと楽しみたかった
から残念だが、ありがとな」

「いろいろと言いたいことは
あるけど、とりあえず和平
できるといいね」



リヒターに案内され応接室に
一緒に向かう。

ルシアリアが思ったとおり
客間にはフォルトがいた。

「なんだ!フォルトじゃないか!」

ルシアリアが声を掛けるより先に
フォルトの名を呼んだのは
リヒターだった。

「フォルトと知り合いだったの?」

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