• テキストサイズ

お人好しは何かと巻き込まれる【R18】

第5章 上書き


ヴァンパイアに触られたところを思い出すのも
嫌だったが、一つずつ答えていく。

「首筋…と、胸…と、腕とお腹…」

答えていく場所を念入りに洗われていく。

「怪我は残ってなさそうだね。後は?」

「あ、足の間…」

「やっぱり…そうか…」

ルシアリアを浴槽の縁に座らせフォルトが
木の椅子に腰掛ける。

「足広げて見せて」

「嫌!恥ずかしいよ!」

「俺に無理やり広げられるのと自分で
広げて見せてくれるの、どっちがいい?」

「いや、どっちも同じ事だよね?」

朝の明るい中、秘部を見られる羞恥心には
逆らえない。グッと足に力を入れてさらに
両腕で足をガードする。

「……ルア、こっち向いて」

膝に顔を埋めていたけど、呼ばれて
顔を上げるとキスが降ってきた。

「…ふっ はっ んっ」

脳天の先までとろけるような熱いキスに
力が抜けていく。

「ルアはやっぱりかわいいな」

力が抜けたところで膝を割り秘部を見る。

「やっ見ないでっ!」

ハッと力を入れるも、もう遅い。

「大丈夫。どこ見てもルアは
かわいいから」

「そんな問題じゃないよ〜」

フォルトの手が足の間に滑っていく。

「んっ!」

「怪我はないね。すごく、ぐちゃぐちゃ
だけどね。…ヴァンパイアにも触られた?
中、入れられた?」

腔内に指が入り込み、ぐちゅぐちゅと
音を立てる。

「やっ 待って あぁん!」

刺激が強くて質問に答えられる余裕もない。
フォルトは仕方なく指を引き抜いて
ルシアリアの答えを急かす。

「ん…指を…入れられた」

「指だけ?」

「ん、後…」

「最後まで入れられたのか!?」

ルシアリアの返事に怒りが湧き上がってくる。

「ううん!それは入れられてない!」

「じゃあ後、何を入れられたんだよ!」

「その………プ、プラム を」

恥ずかしくて顔を見れない。

「…プラム?…プラム!
そうか、…瞬殺じゃ生温かったな!」

「…フォルト?」

にっこり笑うフォルトの笑顔が恐い。

/ 208ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp