第3章 ヤキモチ
「はぁはぁ やっ ごめっ おしっこ
しちゃっ た?」
「おしっこじゃないよ。潮っていうんだ。
気持ちいい時に出るみたいだから嬉しい」
顔にかかった潮を手で拭いながら
口の横は自分の舌で舐める。
それがやけに色っぽくて見てられなくて
持っていたスカートでフォルトの顔を
拭いていく。
「わっルア、俺は大丈夫だから」
「…フォルトもかっこいいよ。女の子達と
いるのを見ると不安になりそうなくらい」
「え…?もしかしてルア、ヤキモチ
焼いてくれた?」
ルシアリアは余計な事を言ってしまったと
自分の口を抑え目を反らしてしまった。
それでも期待した目でフォルトに
見つめられると白状するしかなかった。
「…なんか、モヤモヤ…した。
おかしい…よね」
「全然おかしくない。嬉しい!
でも心配しなくても俺には
ルアだけだから」
優しく抱きしめてくれる。
するとルシアリアの腰辺りに熱く
硬い物が当たった。
「っ…フォルトっ…」
「あぁ、ごめん。……入れても
いい?」
恥ずかしくて こくん と小さく頷いた。
「立ったままって不安定だけど、俺に
捕まって」
言われたとおりフォルトの首元に
きゅと抱きつく。
その仕草にまたフォルトは心臓を
鷲掴みされた気分になった。
ルシアリアの片方の足を膝から持ち上げ
蜜壺を探し当てるとお互いの愛液を
絡め合い、ゆっくり差し込む。
「んっ」
「…くっ…ルア、…ごめん!」
ずんっ
「ひゃあぁぁぁん!」
フォルトの我慢が限界で半分くらい
入ったところで奥まで一気に
入れ込んできた。
堪らず背中をびくびくと反らして
絶頂に達してしまった。
「ルア?入れただけでイっちゃった?」
「やっ待って!まだ動かないで」
片足を持ち上げているせいか深く感じる。
「動いてないのに中が、すごく締め
付けてきてびくびくって痙攣してる。
ルア、イくの止まらない?」
「わっわかん ないっ やっ あっ」
快感が止まらなくて、フォルトを
ぎゅうぎゅうに締め付ける。
フォルトは我慢できずルシアリアの
片足を下ろすと一度抜いてルシアリアの
身体をクルッと反転させた。