第21章 癒しの時間
マントを取り裸になりルシアリアは
自分から足をM字に広げた。
「まだ…この中に…玩具が一つ…
入ったままなの…」
「まだ残ってたのか…今取ってあげるから
ちょっと我慢な」
蜜口にそっと指を挿れ腔内を探ると
硬めの物が指に当たりどうにか取り出す。
「やっ はぁ あぁっ」
媚薬のせいで快感が湧き上がる。
「取れた!こんな物でルアを
弄ぶなんて…!…えっ?わっ動いた!」
怒りが滲み玩具を力いっぱい握りしめたら
魔力が漏れたようで玩具が振動し始めた。
「え!これ動くのか?…なんて物を
ルアに…」
「お願い!もう玩具でイキたくない。
フォルトをちょうだい!」
どうしようもなく身体が疼いて
フォルトに縋り付く。
「ルア…あぁ、今鎮めてやるからな」
頬に手を当て口づけする。
全てを上書きするように身体を優しく
撫でていく。
「あっ んっ ……フォルト…っ」
媚薬のせいで早くフォルトが欲しくて
堪らない。
切ない声に答えてベッドに押し倒して
上から腕の中に閉じ込める。
「ルアがこの腕の中にいてくれる
だけで幸せだ」
「フォルト…うん……うん。私も!
フォルトがいてくれるだけで幸せ!」
腕を伸ばしフォルトに口づける。
そして欲しかった場所に欲しい物が
与えられルシアリアの全身を満たした。
「はぁっ、…あぁ んっ…気持ち…
いい…っ フォルトっ あぁん…っ」
久しぶりの交わりにフォルトも
ルシアリアの締め付けにすぐ持って
いかれそうになる。
「一回…っ、出すよ…!」
フォルトが腰を高速で動かし最奥を突かれる
衝撃が全身に響き渡りルシアリアは
絶頂に達した。
フォルトもすぐ引き抜き熱い飛沫を胸から
お腹にかけて迸らせる。
「くっ…っ」
2人して荒い呼吸を落ち着かせる。
フォルトはすぐ復活し2戦目に突入する。
「媚薬が切れるまで愛してあげる」
ニコッと笑うフォルトの笑顔にゾクゾク
しながら全てを受け入れ朝が近付くまで
お互いを求め合いめちゃくちゃに愛し合った。