第1章 女神誕生
ユリウス「あの魔法は…光魔法?」
光魔法。
クローバー王国の歴史の中でも数人しか使い手がいないと言われているレアな魔法。
ヤミ「お前こんな魔法使えるのか。おもしれぇな!」
「あ、ありがとうございます。えとあとはゆっくり飛ぶので道だけ教えていただければありがたいです。」
ヤミ「おーおー、頼むぜー。」
コムギとヤミは光魔法の速さで飛びながら黒の暴牛のアジトを目指した。
その場に残っていたユリウスは1人思う。
光魔法の使い手。
ダイヤモンド王国の目的。
ユリウス「…ヤミに託して正解だったかもね。」
なぜかは分からないがダイヤモンド王国はコムギを目的として村に攻めてきた。
ダイヤモンド王国にはモリスという人体実験を繰り返している魔道学者がいるという。
そして魔力の高い子どもを集め人体実験により、強い魔法戦士を作り出しているという。
コムギが狙われたというのであれば、あの膨大な魔力。
ユリウス「…まだあの子は自分の力を理解していない。まだ守られるべき存在だ。」