第2章 お付き合いしてますが
「天喰ー」
3年教室、クラスメートに呼ばれて見るとドアのところで手招きされているので行ってみると
小柄な女の子の姿
個性で子供になったまみだ
「可愛いね、天喰の妹?」
どれどれとクラスメートが覗きにくると、その中にミリオもいて
「こんにちわ、まみさん」
「え?なに?透坂も知ってるの?」
ミリオ中心に話しはじめたクラスメートはほっといてまみのところまで辿り着くと
今は子供の姿のため、視線を合わせるために屈む
まみは頬をぷうっと膨らませて
「環、携帯つながらないんだもん」
「え?ほんと?」
あわててポケットの中の携帯を確認すると充電マークがついていた
「あ、ごめん…切れてた」
「別にいいんだけどさ…今日、一日学校でしょ?一緒にお昼食べたいなって思って」
「いいよ、屋上で待ち合わせしようか」
環は柔らかく微笑むとまみの頭をなでる
「でも、なんで個性つかってきたの」
「だって、上級生のクラス緊張するし、子供の姿の方が皆優しくしてくれるかなって」
誰も意地悪なんかしないのにと思いながらまみの頭を撫でていると
教室から、えぇー!!!!っと驚きの声と視線がささる