第13章 ラクサス 「お前だけ」

〜おまけ〜

サンドイッチを買い終わった後マグノリア中の人に声をかけられるラクサス。

なんなんだ、と思いながら話を聞くと口を揃えて


「カナタちゃんが探していた」


と言う。

俺を探してた？

首を傾げると


「あの子君が居なくなった後も誰かがラクサスを見たって嘘を言う度ああいう風に走り回ってたんだよ。もう心配させないであげてね」


お婆さんにそう言われて痛いくらいにカナタさんからの愛を知って早く帰ろうと思うラクサスだった。




-𝑒𝑛𝑑-------