第14章 live=love!
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智「…………うん///」
智くんは、返事をしながら、玄関のドアに背中をくっつけて俯いた
翔「やっぱり……俺がムチャなセックスばっかしてたのが原因なの?」
智「……解んない……それも、原因の一つだろうって言われたけど……
……ストレスとかも良くないって言われたから……」
翔「ストレス……って……」
智「…………あの…………あの、ね?///」
智くんが、俯いていた顔を少し上げて俺を見る
その瞳には今にも溢れそうな位に涙が浮かんでいて
すぐさま抱き締めてその涙を拭ってあげたいと思うものの
如何せん、脚が痺れて動けない。(←笑)
(も、………もどかしい(泣))
智「……僕、ね?
翔くんと、えっちすんの……嫌だって思ったコトは、一度も無いんだよ?
………でも、ね?///」
返す返すも何故正座。
とかって心の中で自分にツッコミを入れている俺の目の前で
智くんがまた俯いて話しを続ける
智「………でも、僕……その……
……色んなコトをタメすのも、そんなに嫌じゃないんだけど、その……
……毎日、とか、その……
……毎日えっちするのとか、やっぱり、辛くなったりするし……
……それに、僕……普通に……ホントにふつーに………抱いて欲しいなぁって、思うコトもあるし……」
翔「…………(そうだったのか。)」(←全く気付いて居なかったらしい)
俺は智くんの思いも寄らない告白に(←思いも寄らないってコトは無いだろうに)言葉を失った
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