第14章 live＝love！

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家へ向かって歩きながら、ふと思う



智「でも、そう言えば相葉くんはどうしたんだろう？

また家に居るのかなぁ？」

ニノ「………」



来た道をぶらぶら歩いて戻りながら僕がそう言うと、二宮くんが渋い顔をして黙り込んだ



智「二宮くん？どうしたの？」

ニノ「…………相バカのクセに、直ぐに追い掛けて来ないなんて生意気な。」

智「え？」

ニノ「いえ、何でもないっすよ

多分まだ翔ちゃんとこに居るんじゃ…」
「にぃーーーのぉおおーーーーッ！！！////」



ちょっと様子がおかしい二宮くんの顔を伺っている僕に、二宮くんが何でも無いと肩を竦めて言っている途中で

二宮くんを呼ぶ大音量の雄叫びが響き渡った


声のした方を振り向く間もなく、物凄い勢いで叫びながら疾走して来た相葉くんに、二宮くんが抱きすくめられる



ニノ「Σげふっ(汗)」(←勢い良く走り込んで来たあーばちゃんに抱きしめられて首が締まった(笑))

相葉「ニノニノニノニノニノぉーーーーッ！！！

愛してる愛してるよ愛してるからっ！！！」

ニノ「げほっ……愛する時、愛せよ。」(←“愛してる”の五段活？(笑))



二宮くんは、首の辺りに巻き付いた相葉くんの腕を、腰のあたりに誘導して抱き直させると

自分も相葉くんの背中に腕を回して、ギュッと抱き付いて


やっと聞き取れる位の小さな声で呟いた



ニノ「………おっせぇよ、相バカ///」

相葉「……ニノ……」



相葉くんは、二宮くんの小さな呟きを聞いて、二宮くんを抱きしめていた腕を少し緩めると

腕の中の二宮くんの顔をじっと見詰めた



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