第14章 live=love!
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(翔くんのバカ
翔くんのバカ
翔くんのバカっ!!
なんだよ毎日毎日えっちえっちって!!
えっちさせない僕は僕じゃないって!?
じゃあ…)
智「…………………」
僕は、家から飛び出して走りつづけていた足を止めた
智「……………えっち出来なくなったら…………僕は、お払い箱って事…?///」
ずっと胸に蟠っていた想いを口に出して言ったら
堪えていた涙が一気に溢れ出して来た
智「……ぅっ……ふっ……………えぐっ/////」
僕は、暫く止まりそうに無い涙を懸命に拭いながら
漏れそうになる嗚咽を必死に我慢した
「…………あれ?智さん?」
智「………ひぐっ……ふぇ?////」
道端で必死に声を上げて泣くのを堪えていたら、後ろから聞き覚えのある声に呼ばれて
僕は、ゴシゴシと両手で涙を拭いながら声のした方を振り向いて見た
ニノ「やっぱり!
て言うか、どうしたんすか?そんなに泣いて…」
智「ぅ………ふぇっ…………ふあぁあああん/////」
ニノ「智さんっ!?(汗)」
振り向いた先の二宮くんの顔を見た瞬間
我慢していた声が耐えきれずに漏れ出して
それが、一気に爆発してしまった
ソレを見て、二宮くんが慌てて僕に駆け寄り肩を抱く
ニノ「どうしたんすか一体!(汗)」
智「ふぇええん……しょ……くんがっ……しょおくん、があぁあっ!!/////」
ニノ「チェリーがどうかしたんすか?」
智「しょ、しょおくん………しょおくぅう〜〜んっ!!うわぁああんっ!!////」
ニノ「………ちょっと、話が出来る状態じゃないみたいですね(苦笑)」
二宮くんはそう言って、優しく僕の背中を擦ると
「近くに公園があるから取りあえずソコに移動しましょう」
と言って、泣きじゃくる僕を公園まで連れて行ってくれた
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