第14章 live=love!
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智「……………なんでそうなるの?」
再び腕に絡み付く俺を見て智くんが呆れた様に言う
でも俺は、初めて智くんに拒否られたショックで若干(若干?)我を失っていた
翔「だってだって、えっちしてくんない智くんなんて、智くんじゃないもんッ!!////」(←テンパり過ぎて自分でも何を言ってるんだか良く解っていない)
智「…………何だよ、それ」
智くんが、珍しく低い声を出す
と
次の瞬間、俺は智くんに物凄い勢いで突き飛ばされた
─ドンッ(←転がって壁に頭をぶつけた)
翔「Σいてッ!!(汗)」
智「結局ソレかよッ!!////」
智くんに突き飛ばされて半回転した後に壁に頭を強打した(笑)俺に向かって、智くんが叫ぶ
翔「…………へ?」
ビックリして頭を擦りながら顔を上げると
智くんが仁王立ちして両手を握り締め
今にも泣きそうな顔をしていた
翔「え?(汗)
さ…智くん??(汗)(汗)」
泣きたいのは俺の方なんだけどなと思いながら
ちょっとたんこぶっぽいのが出来た頭をスリスリしながら立ち上がり、智くんの方へ行こうとしたら
また智くんが叫んだ
智「来ないでっ!!////」
翔「Σえ゙!?(汗)」
智「どうせ力ずくで抱く気だろっ!!///」
翔「い、いや…そんなことは…(なくはないけど…)」(←こらこら)
智「翔くんなんか……翔くんなんか……
だいっ嫌いッ!!!!////」
翔「……………………〜〜〜〜〜〜ッ!!!!!!!」(←言葉にならなかったらしい)
智「翔くんのばかぁあっ!!!/////」
智くんは、白目を剥いて倒れる寸前の俺をその場に放置して鞄を掴むと
そのまま走って部屋を出て行ってしまった
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