第13章 愛の花を咲かせよう
「んん〜………Σんっ!?」
ソコには「松岡です。」の文字が
「Σひぃーーッ!!」(←笑)
何故に松岡さんが!?
何の用!?
俺に何の用なのッ!!?
「はぅぅ〜……こはぃい〜(泣)」(←ビビり過ぎだってば(笑))
(でも、ココでビビってメールを読まないのでは、負けを認めたも同然だ…)
まだ、負けるわけには行かないんだっ!!(←何の勝負っすか?)
「よ、よし……みみみ見るぞ(汗汗)」
俺は、焦る余り放り投げそうになった携帯電話を握り直した
《いきなり面識もない君にメールを送るのも如何なものかとは思ったのだが
緊急事態にて仕方ないものと思い、許してくれたまえ
大野は今、私と一緒に居る
大野は…いや、もう大野では無かったな。
彼は変わった。
今までの彼とは、変わったのだよ、櫻井君
それを確かめたければ、君の実家へ行くと良いだろう
ソコに、君が欲しい答えの全てがある。
───松岡》
「Σひょえぇええーーーッ!!!」(←笑)
何だ?
何なんだこのメールはっ!?
何で実家に行かなくちゃなんないの?
確かめるって何を?
てか、変わったって何??
大野じゃなくなったってどう言う事?ッ!?
「ま、まさか…」
大野智改め、さとぉしぃ・まつお〜か(←だから何で英語読み)
って、事なのかっ…!?
「Σぃいいやぁあああーーーーッ!!!!(超号泣)」
気付くと俺は、駅へ向かう道から逸れて
実家方面に向けて走り出していた