第3章 2人で1部屋
『スッキリ(☝ ՞ਊ ՞)☝』
「ほら、こっち来いよ。髪、乾かしてやるから。」
『ホントに!?ありがとー!!』
「どういたしまして。」
ー数十分後ー
『キューティクル(☝ ՞ਊ ՞)☝』
「さ、寝るぞ。」
『うん!』
1つの布団の中に男女が横になる。
『ねぇ…。』
「なんだ?もう眠いんだが?」
『私だって眠いよ。んー…あのさ…』
「はやく要件を言え。」
『抱き締めて欲しい。』
は?えっ?はぁ?抱き締めて欲しいだぁ?
そういう事をなんの躊躇も無しに言うなよ…
俺の理性が壊れるだろ?
「…。仕方ねぇ。ほら、早くしろ。」
大きな胸の中に顔を埋める。
とても心地がいいし、あたたかい。
顔、赤くなってないかな…??
アナタに見られるの恥ずかしいな…。
私は彼に真っ赤な顔を見られないよう
胸に顔を深く埋めた。
きっとコレでバレない…よね?