第3章 2人で1部屋
『髪…洗ってあげられようか?(´・ω・`)』
「…。」
『ねぇ…髪洗ってあげられようか?(´・ω・`)』
「…。」
『ねぇねぇ…髪洗ってあげられようか?(´・ω・`)』
ブチッ…
『あのさ…髪洗ってあげら』
「うるっせぇなっ!!自分でやれよ!!」
『えー、やだー、洗ってー(´・ω・`)』
「お前なぁ…ハァ ったくしょうがねぇな。」
『ありがとー(´・ω・`)』
「今日だけだからな。」
『えー…』
「えー、じゃねぇ。」
『毎日洗って欲しい…(ボソッ)』
「あ?なんだ?」
『ううん。なんでもない!』
不意に見せてきた笑顔に
俺は少しばかり胸が跳ねた
俺の息子もまたビンビンに反応した。
何言ってんだ。俺。