第3章 2人で1部屋
待って!ねぇ待ってよ!ターレス!
どこへ行くの!ねぇ!!
どうして私から離れようとするの?
行かないで…どこにも…
私を…独りにしないで…!!
アナタがいなくなったら…私…
『はっ!(⸝⸝⸝ᵒ̴̶̷̥́⌑ᵒ̴̶̷̣̥̀⸝⸝⸝)』
なんだ…夢か…。嫌な夢。
目の前にはスヤスヤと眠るターレスがいた。
ねぇ。もしも本当にターレスが私の傍から
いなくなったら…。
そんな事を考えていたら自然と涙が溢れてきた。
まずい、彼にバレては色々面倒だ。
嫌なことを考えるのはやめて、再び眠りについた。