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【イケメン戦国】花紅柳緑𑁍𓏸𓈒

第1章 誘う一線、捕まった花心 / 豊臣秀吉




─────もう会いたくなる、ほんと溺愛してるな



そのまま足を結衣の部屋に向ける。
宴は勝手に騒いでいるから抜けても大丈夫だろう、あいつは……そろそろ起きただろうか。
体中の痕に気が付き、それを見て恥ずかしがっている姿が想像できた。

視線の先には桜が咲いている。
毎年見てきたその桜が、今年はやたら色鮮やかに見えて……
薄紅の桃色が染まったあいつの肌によく似ている気がして、またほんのり体を熱くさせたのだった。






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