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大人のおとぎ話 [ガチパロ]

第6章 眠れる森の美女…103年後




もう役目を終えたからだろうか。 いつしか言葉を話さなくなった鳥は、そんな様々な噂話がしたためられたメッセージカードを、その家からいばら城へと運ぶようになった。


バラが咲き誇るお城にて。

ベランダで鳥から封筒を受け取った夫人が声をあげた。

「まあまあ…あなた、あの子からよ!」

返事を書くために鳥に断り、彼女が城内へと消えていく。


封筒の裏には差出人が記してあった。


眠り姫より、と。




fin.
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