第5章 眠れる森の美女…102年後♥️♥️
イズミは今まで女性を愛した覚えはないが、だらしなく悶える彼女を見ていると、それに似た感情が湧いてくる。
とはいえ、彼にとってはそれも欲望の味付け程度に過ぎず。
(ああ、もっと楽しくて良いことを思い付いたぞ)
不穏に口角をあげるイズミはラストスパートに向かって律動を速めていった。
「ほらほら、もっと突いて欲しかったら腰をつきだして」
「あ、うあっ…んぁあっ……」
どんなにいやらしく煽られようと姫は彼の言いつけどおりに振る舞った。
イズミの逞しい肉棒にはまだ慣れないものの、彼女の体内でそれは最初から、圧倒的な存在を示していた。
激しく内部を暴かれ、奥を叩かれるほどに、姫は結局、どうしても思ってしまうのだった。
(私はこんなにも求められ愛されている─────…)
そんな心の声に呼応するかのように彼女の体は過敏に反応し、それはますますイズミを夢中にさせた。