第9章 閑話シンデレラ…舞踏会編♥♥

指の動きに合わせて彼女は「ああ……っ」と切なげに喘ぎ続けた。

その声を聞くだけでシンデレラの下半身に血液が集中していく。

「こんなに熱くなって。いやらしい姫様だ」

アンナの淫らに変わった秘部に顔を近づけて、さらに煽る。

「あっ…はあ……貴方は……関係ないと……言ったわ」

「ん？」

「あ、貴方と……私がどんな身分だろうと……関係ないのでしょう……？」

アンナが恥じらいながら上目遣いで見つめてくる。
するとシンデレラは楽しげに笑った。

「ああ、確かに関係ない。 だが」

シンデレラは膣から抜き取った指先を伸ばし、アンナの陰核を捉えた。

「ああっ！」アンナは大声をあげそうになったが、シンデレラは彼女の口に手を当てた。
静かにと小声で言うと、くちゅりと音を立てて指を動かす。

「そんなに今から声を出すと、人が来てしまう。 せっかくの秘め事が台無しになってしまうだろう………ああ、そうだ」

一旦体を離したシンデレラはドレスの布紐を引き抜いて、アンナの口に猿ぐつわをかませた。

アンナの艶めかしい声が聞こえなくなるのは惜しいが、シンデレラはそうしてから、再び彼女に触れ始めた。
アンナの反応を見ながらゆるゆると指を陰核の表面に乗せて慣らしていった。

「これで存分に乱れるといい。 それとも、口も奪われると、不安なのかな？」

シンデレラはアンナの耳元で小さく囁き、尖った乳輪を歯で挟んで引っ張った。
アンナが顔を歪めて呻き声をあげる。
続けて舌先で乳首を左右に転がし、チュウっ…と強く吸い上げた。

その刺激にきつく眉を寄せ、アンナは霞がかった頭で考えていた。

（どうして………彼はこんなのが好きなんだろうか？ そして、私はどうしてこんなに感じてしまうの？）

シンデレラは唇と舌を使いアンナの乳首を弄り続けた。

アンナの全身が熱くなり、いっそう蜜が溢れ出してきたのが分かった。