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【R18】アンデッドラブ

第2章 トラウマ


零音side

栖須原くんに言われた通り、全員が命令通りに動く。
一人一部屋。
食事も一日一食。
命令には従う……

「零音ー、久々だなぁー。」

栖須原くんが僕と肩を組んでくる。

「ひ、久しぶりです……」

声と体が震える。
怖い。
10年経った今でもこの人が怖い。

「そんな硬くなんなって。……体合わせた仲だろ?」

「っ……それは……無理矢理……」

「は?」

銃口を僕の脇腹に当ててくる。

「す、すみません……あの……その銃どこで……」

「……拾った。」

拾った?嘘だ……
この人の事だからきっと警察から奪ったんだ。

「零音……俺の部屋に来いよ。久々に思い出話でもしよーぜ?」

「は、はい……」

行きたくない行きたくない行きたくない!
でも命令には従わないと……
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