第3章 素直になれない
「あはははは!!」
「だから何笑ってんのよ!!」
「冗談だよ!冗談!」
「冗談‥?」
「本当は痛くねぇよ!」
は湿布をフリードに投げた
「投げるなよ」
「せっかく‥手当てしてあげようと‥思ったのに‥心配したのに‥フリードの馬鹿!!フリードなんて‥フリードなんて‥もう知らない!!」
が部屋から出ていこうとするとフリードが止めた
「待てよ」
フリードはを後ろから抱きしめた
「心配してくれたの?」
「痛がってたから‥」
「嘘ついてごめん!でも理由があるんだよ!嘘つけばお前に手当てしてもらえるかなって‥」
「何‥それ‥」
「‥可愛くてさつい‥ごめんな」
フリードはの頭に手を置いた