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翼に憧れて【進撃の巨人】
第2章 選択
背中から伝わる揺れが心地よい。
そのまま歩くのかと思えば遠くに馬車が見える。
少し残念そうにため息をついた。
「そんな残念そうにしないでくれ。少し距離があってね。中で話しを聞かせてくれるかい?」
小さく頷くとそれを確認した様にまた歩きだす。
お父さんより大きい背中。
あの時のお母さんとは違って温かい背中。
おじちゃんが私の全てになった。
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