【ONE PIECE】海賊王と天竜人の娘は誰も愛せない
第2章 *
───けれど。
ぐん、と進みたい方向とは反対側に体が傾いた。
同時に、右手首に違和感。
まさかと振り返れば、カウンターの向こうから伸ばして私の手首を強く握る、男の手。
ぶるりと、全身が震えた。
「…少し、話そうか。お嬢さん」
力尽きたので、完。
このあと夢主に落ちたシャンクスがぐいぐい攻めるけど、誰も愛してはならないと思っている夢主は大混乱し彼を信じたい気持ちと私は誰も愛してはならない運命だからという自分との葛藤がはじまる。
ありがとうございました!