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傍にいる[推しの子]

第18章 芸能界 第10話 ▲



お兄ちゃんと少しの言い合いをして
ふと、レンを見て我に返った

「ぁ…ごめっ!!」

『悪戯にしては、凝りすぎだよぉ…///』

「ほんとにごめん!!」

お兄ちゃんが止めてくれなかったら
私、レンにキスしてたかもしれなくない…!?

『もー…ルビーだから許す…』

「メシア!!」((合掌

私がここまでやっても許してくれる
レンはほんとに優しい
でもそう思うと同時に大抵の事は許して
しまうんじゃないかなって心配になるよ…

『え、合掌されても反応に困るぅ…』

「お兄ちゃんの言う通り逆上せると
後が大変だしそろそろ出よっか」

『もう遅い気もする、頭クラクラよもぅ…』

「ごめんってぇぇえ!!」

『はいはい』

レンに何度も謝りながら2人でお風呂を後にして
着替えて髪の毛も乾かしてそれからご飯を食べた

『じゃぁそろそろアクアの所行って
傷の手当してくるね??』

「はーいっ
あ、寝る時どーするの??私のとこ来る??
…それとも手当してそのままアクアの所ー??」((ニヤ

『へぁ!?』

お兄ちゃんはきっと気付いてない
レンの事を妹だと思ってない事

だから自覚させる為に
たまには人肌脱いでやろうじゃないの!!
私偉くない!?

「どーするのー??」((ニマ

『わ、私はただアクアの怪我の手当てを…っ』

「そーいうのいいからいいから!!
お兄ちゃんと久しぶりに仲良く寝たら
いいんじゃない??案外快眠出来るかもよ??」

『アクアが、良いって言えばそうするけど…』

まず、お兄ちゃんは拒否はしない
だって相手はレンだからねっ

「大丈夫だって!!」

『じゃぁ、聞いてみるだけ聞いてみる
ダメだったらお願いしても良い??』

「勿論!!私は大歓迎だよっ」

『ん、ありがとう
アクアの所行ってくるね』

「行ってらっしゃーい!!」

さて、どう出るのかな??
きっとお兄ちゃんはレンを邪険には
出来ないはずだから何やかんやで
一緒に居るだろうなぁ…

一肌脱ごうと思ってレンを
お兄ちゃんの所に向かわせたけど…
私もレンを独り占めしたいいいいっ
今更後悔してきた…
後悔先に立たずと言うのはこういう事か…っ

はぁ…
ま、今回だけだからね!!
感謝してよねお兄ちゃん!!

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