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傍にいる[推しの子]

第14章 芸能界 第6話 ▲



「っ…ごめ、」((ダッ

俺はそれを振り切り、
逃げる様にしてレンの家を出た

最悪だ、俺の傍にいたいと力になりたいと
言ってくれたレンを怒りに任せて俺は傷付けた

事務所の部屋に籠り、先程の事を思い出す
キスをして蕩けたレンの顔、
感じて出る甘いレンの声、
そして、年齢にそぐわないふくよかな
レンの胸とその胸の感触、全部覚えている

「っ…」

思い出しただけで俺の中心が熱を持ち始める

おかしい…今までだってずっとレンは傍にいた
勿論俺はルビーの様に妹の様に接してきたはずだ

なのに何故あの時、俺は怒りを覚えた??
何故、男が出来たと思った時に怒りを覚えた??
グラドルを始めると言い始めた時
何故俺は必死に止めた??
妹みたいだと思っていたレンを
俺は正直どう思っている??

…思えば思う程分からない
蒼井 灰簾という人物の事を俺は…

そもそも俺はアイ一筋で生きてきた
まぁ、それも今思えば恋だったかどうかも
分からないが…

アイに抱いていた気持ちと
レンに抱いている気持ちは違うのは分かる
だけどこれを何と言ったらいいのか分からない
今俺の中心に熱が集まっているのは
きっと、若さ故だと思いたい、が…

<やっ…アク、ア…っあぅ///!!>

「っ…」

<やらっ…アク、ア…っやあ///!!>

「やめろ…っ」

<ふぁっ…ゃんっ…アクアやめ…///!!>

「思い出すな…っ」

自分の思いとは裏腹に思い出してしまう
レンの顔と声、そして身体…
自分の手で乱れていくレンを
見てしまった以上、忘れる事など出来ない

「くっ…ふ…っ///」((ビク

ずっと頭で繰り返されるレンとの情事

俺は無意識に中心の熱い昂りに手を伸ばし
上下にその昂りを扱き始めた

「っ…はっ…レンっ///!!」

しまいには無かった事を妄想して

<アクアっ…きもち…っあんっ///>

「っ…レン、俺もっ…くっ///」

<もっ…ら、めぇっ///!!>

「っ…く…///!!」((ビク

((パタタ

俺は床に欲を吐き捨てた

「ハッ最低、だな俺…」

妹だと思っていた女の子をオカズにして
欲を吐き出すとは、思わなかったのだから

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