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傍にいる[推しの子]

第11章 芸能界 第3話



アクアside

「それでここに割り印捺して」

「わりいん…
よく分かんないけどココに捺せばいいんだ??」

「はい、これでルビーは苺プロ所属タレント
なんかしたら起訴するから」((ズバ

「めちゃこわ」

『おめでとうルビー!!良かったね!!』((ニコ

「ありがとうレン!!」

「芸能科入るためにも必要な手続きでも
あるから怒らないでよアクア」

「別に反対してない」

『もー、何でそういう言い方しか
出来ないかなぁ、他に無いの言う事!!』

「…別にない」
(ここまで来てしまった以上
ルビーを止めることは出来ない
あとは…もう1つの「最悪」を阻止するだけだ)

『心ここに在らずって感じぃ』((ジト

「監督の所行ってくる」

『え、もうそんな時間!?
私も仕事行かなきゃ!!』

「「行ってらっしゃい」」

「頑張ってねレン!!」

『ありがとうルビー!!行ってきます!!』

「置いてくぞ」

『待ってええ!!』

((パタン

「…聞いてなかったけど
レンはやっぱり芸能科ある高校
受けるんだよな??」

『そりゃあ、まぁそうなるよね
芸能界にいる限りそれしか選択肢はないよ』

「まぁ、そうだよな」

『アクアはどーするの??』

「ルビーがアイドルになった限り
やっぱり芸能科ある高校受けるだろ
なら俺はその高校の一般科受ける」

『妹思いだねぇ』((クスクス

俺が一般科受ける理由は確かにルビーにある
けど、それだけじゃない…
レンが受けるからだ
当の本人には想像できないだろう

「…今日の仕事は??」

『今日は、ドラマの撮影だね』

「あぁ、確か「蜂蜜ドロップ」…だったか??」
(蜂蜜ドロップは青春恋愛系だった気がする)

『そう、蜜ドロ!!話したっけ??』

「いや、監督から少し聞いただけ」

『監督もお喋りだなぁ…』

「流石に何の役かは聞いてない」

『…気になる??』

「…まぁ、一応」

『簡単に言うと主人公の片思われ役??的な??』

「微妙な役だな」

『そうでも無いよ
ちょっと面倒かな…
軽く襲われるような描写あるし』

「…」((ピタ
(…は??)

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