第21章 芸能界 第13話
- 朝 -
最初に目を覚ましたのはアクアだった
「…」
(結局、あんまり寝れなかったな…
いや、そもそもこの状況で寝れる方が
おかしいまであるぞ…)
そう思いつつ寝る前と変わらず
レンを抱き締めている
するとレンがもぞっと動き始めた
『ん、…あったか…ぃ…』((ギュ
「っ…///」
(相変わらず温かい所求めて動くんだな
というか解かっていた事だがその中学生では
ありえない胸を何とかしてくれ…///)
レンは子供の頃から
温かい所を求めて動く事があった
最終的には抱き枕の様に抱き締めて眠るか、
少ししてから起きるかの2パターンが存在する
そして現在子供の頃とは違う身体付きをしたレンは
アクアに容赦なく抱きつきムニムニと攻撃する
「っ…///」
(柔らかい…子供の頃は
こんな柔らかさは無かったのに…っ///)
アクアはそう思いながら無意識にレンの
その柔らかな膨らみにゆっくりと手を伸ばした
その時
『…あぇ…??…あ、うあ…??』
「っ///!?」
目を覚ましかけるレンに無意識に
伸ばした手を反射的に引っ込めたアクア
『んー…』
「…おはよ」
(あ、っぶね…今何しようとしてた俺…)
『お…はぉ………っ!?』((ガバ
冷静を装いつつアクアは挨拶をした
それに当たり前の様に挨拶を返す
レンだが急に勢い良く起き上がった
「おい、朝からそんなに動くな」
どうやらアクアを見て急激に目を覚ましたレン
『なっ…え…わ、たし…』
「…ごめん、結構無理させたみたいで
お前イった後、直ぐに気を失ったんだ」
『あ、…そ、そう…なんだ…
その、逆にごめんね…お見苦しいものを…』
「見苦しかったらそもそもあそこまでしない、
それに…正直危なかった」
『危なかった…って??』
「…その、レンが可愛くて何より
エロ過ぎて理性保つのに必死だったんだよ」((フイ
『んなっ…わ、忘れて忘れて///!!』((ポカポカ
「ぃて…待て、言わせたのお前っ」
『もーっ///!!…でも、
…その、助けてくれてありがと///』
「もーしないからな…」
(俺が色々と危ないし)
『もーないもん///!!』
と、朝から昨日の話をしてリビングに向かった