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特級錬金術師の旦那様

第16章 高性能の媚薬


ん?ミアの手が俺の胸や腹を撫でる。これを無意識にされるから始末に負えない。でも、これからは自分も好きにさせて貰おうと思っている。

お互いに素っ裸のままだ。ミアに撫で回されれば身体が反応する訳で・・・それならと、ミアの手をアレに誘導しては握らせた。つい、悪戯心だったけれど、逆に辛い思いをして途中で止めさせた。

「出そうだった・・・。ん?ミアの胸って綺麗だよな。それに美味しそう。でも、何よりも俺を受け入れるあの部分が一番甘いかも。」

更に、悪戯心を発揮したマーフィスは、眠っているミアの足を広げ顔を埋めた。赤く熟れたミアの芯に優しく吸い付いては、中から溢れる蜜を堪能した。

微かに、ミアの甘い声が聞こえる。でも、疲れ切った身体の為、起きることはなかった。意識のないミアを散々味わった後、ミアの背から抱き締め眠った。

太陽が真上に上った頃、目を覚ました。何か、元気なアレが・・・。

「ミアっ、何をして・・・。」
「だ、だって、止められないんだもの。」
「うっ!!」

思わずくぐもった声が出る。

「ミア、止められないって・・・。」
「私に食べられるの嫌?」
「ウエルカムだ。」

昨日の媚薬が、まだ体内に残っているのだろうか?ミアはマーフィスが精を吐くまで口と手で愛撫し続けた。

「って、ミア。飲んだのか?」
「うん。ちょっと気持ち悪い。」
「素直だな。吐くか?」
「勿体ないから吐かない。」
「全く・・・無理して飲まなくていいんだからな。」
「うん。じゃあ、もう一回。」
「へっ?もう一回?」

ミアを止められなかったマーフィスは、ミアがいいと思うまで好きにさせた。自分も好きにしたのだから、これで平等になるだろうと考えて。

でも、次からはあの媚薬を使うのは止めようと決意した。一度通じたのだから、これからは慣らしていけば問題ないだろう。

昼を過ぎた頃、ディンバーからルーヴィン王太子が王国に入ったと知らせがあった。明日、会うことになったと書いてあった。

そして、予想通りに明日の対面は騒動となるのだった。

あれだけ交わった昨晩からの行為は、翌日もマーフィスの誘いによって繰り広げられすっかりミアは身も心も染まってしまったのだった。
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