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D.World.

第17章 齟齬












主人公said



約束通り、哀ちゃんと水着を買いに来ていた。

何を着ていても可愛いのに黒の組織に対する
センサーがあるせいで他人にツンツンして
可愛げが無いとか言われていた事を思うと
醜い嫉妬か人の心に寄り添えない可哀想な人間がこの子の可愛さに気付けないんだと考えられる。

ーーきっとこの子は…に護られ
その…は亡くなってしまう…ーーー

            (ゴミ)
それを思えば他人の戯言など塵だ。

表情に出ていたらしく哀ちゃんに顔を覗き込まれた。

「浮かない顔ね?何があったのか言いなさい」

答えられる訳もない思考に一つの逃げ道を見出した。

「哀ちゃん、18に戻ったら何カップ?」

「突然何を言い出すの?!」


真剣に話を聞いてあげているのにと怒られるが気になったものは仕方がない。


「身長165cmバスト85、ウェスト58でヒップ88?」

「堂々と聞いてくるじゃない。合ってるわよ」

「アンダーは?」

「ふっ…どうやらそれは知らないようね。それ以上教えられる事はないわ」

「アンダーを知らなければカップを知りようがないッ…吐くんだ」

「何が貴方をそう狩立たせているのかしら?」

「…解毒薬飲んで貰うしか…」

「貴方こそ……幼児化したらどうなるのかしら?」




ーー…なに…それ…
    …戻れるならあり!!ーー



「声出てるわよ」

「為そう!!」

「一時的になれる新薬出来るまで待ちなさい」





だがこの翌日偶然にもその新薬は出来てしまった。

因みに水着は其々がいいと思える物を買った。





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