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妄想姫と魔法のステッキ【R-18】

第19章 夢から醒めて



さっきの事は…夢でも見たとでも
思って何も無かったように接すればいいと

そう…言葉じゃなくて…態度で
こっちに伝えて来てくれているのだが

さっきまで魔力が枯渇してて
すっからかんになっていた
あの感覚が…無くなっていて

今は…魔力が…

満ち溢れているのが分かるし

その時の記憶が最後の方は…

その…曖昧だけど…

私の身体にはさっきの余韻が

しっかり残っていて

メリーと…あの…スライム×2に…

イカされまくって

乱れまくった記憶しかない…

かぁぁっ…と…いろはの顔が熱くなって

思い出すつもりが無くても…

さっきのアレを思い出してしまって

顔が熱いので 赤くなってるんだろうけど


『姫様…は、夢をご覧になって
おられただけにございますよ?
お目覚めに…なられたのでありましたら、
ここにはもう…
用は御座いませんから…戻りましょう』

「う、うん…そ、そうだねっ…」

メリーに…話しかけられただけで 

ドキドキしてしまって

えっちの時のメリーばっかり

思い出してしまう…

ダメだ…思い出しちゃ…

素数…素数を数えよう…そう

2……3…5…7…

『姫様?如何なされましたか?』

「えっ、何も…ッ、
さ、早く…帰ろうよ…メリー」


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