第14章 貴方だけの特別なショートコース……***
『ねぇ、いろは…ちゃ…ん、
俺も……イっていい?
大丈夫…、中には…出したりしないから…。
そうしちゃうと…お店が…違法営業…って
言われちゃうかも…知れないからね。
あ~、まぁ、こうしちゃってるのも…、
本当はダメなんだろうけど…。
でも、オーナーもさっきの感じだと
今日のは…目を…
つぶっててくれそうだったしねぇ~』
あくまでも…
ここは淫魔のマッサージ店で
風俗店の扱いなのだから…
所謂 本番行為は…禁止されているから
こうするのは…ダメなんだと…
ミナトが言って来て
ミナトさんを受け入れる時に…
枕営業…してる…じゃないかってそんな風に
思ってしまって…受け入れてしまってたのに
じゃあ…今してる…これは…
普通の…セックスって
事になってしまうんじゃって
そんな考えすらも…
気持ちいいに支配された頭では
考えられている様で考えられてなくて
「んあぁあっ、でも…、
挿いっちゃって…っ、はぁあんっ、
えっちしちゃって…る…、ああぁんッ」
『感覚共鳴してる内に…、共鳴し過ぎちゃって、
感覚だけじゃない部分も、共鳴しちゃって。
お互いの事、好きになってて
セックスしちゃってた…っていうのは?
…流石に…言い訳…苦しい?ああ、そうだ…
共鳴…させちゃう?…俺の感じてる…感覚と…
いろはちゃんの感じてる感覚…
一緒に共有する?きっと…そうしたら…、
俺もいろはちゃんも
何も…考えられない位にさ、
馬鹿になるほど、気持ち良くなれちゃうよ?』