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妄想姫と魔法のステッキ【R-18】

第5章 次の日…の朝



そう言ってメリーがいろはの手から
黒縁の眼鏡を取ってスチャっと装着すると

メリーが眼鏡執事になって

『デフォルトは、羊の執事に御座いますが、
オプションを付ければ…このように
眼鏡の羊の執事になりますので。姫様のお好みに
私を…カスタマイズして下さいませ。では…』

ガチャを引いたのなら
さっさと…しろと言う意味なのだろうけど

『まずは…この、ダウンロード特典の
太陽と月を配置する場所を…姫様には
この世界にお与え願いたく御座います。
この様なオブジェクトには…、
追加効果が御座いまして…。
この2つをセットで配置する事で、
この虚無の世界に、”時間”と言う概念。
そして、太陽をセットする事によって、
影が追加されます』


そして太陽には花や草 
木などを成長させる能力

それから月には星を
自動生成する効果があるらしい

海を作れば…月が潮の満ち引きを作るから

波…であったり 他にも色々な
世界へのいい影響が産まれるみたいだ


メリーからこの初回ダウロード特典である
太陽と月のオブジェクトを設置する為の
空を…この世界に造って欲しいと言われて

とりあえず…自分の頭の上の

真っ黒な空間を水色の塗りつぶしツールで
塗った様なイメージをして…

その上に…青いグラデーションを
上に向かって暗くなる様にして重ねると

その…青いグラデーションの世界に
ふわふわの綿菓子の様な…雲を浮かべてみた


『流石…魔法のステッキに選ばれし
…姫様の御座いますね。姫様のお力によって、
この虚無の世界に、”空”が生まれました。
素晴らしいですね、姫様、この調子に御座います』

うんうんと満足気にメリーが頷いて
完成した空を見上げている



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