• テキストサイズ

妄想姫と魔法のステッキ【R-18】

第13章 メイド服を着た姫様と世界樹



『姫様…如何なさいましたか?』

「うーん、次の週末のバーベキューは
紫外線対策もだけど、虫除けもしないとって
そんな事を考えてた所だよ」

『では、姫様…、お茶をしました後に…
一緒に…始まりの洞窟に参りますか?』

ロールプレイングゲームを
した事がある人間なら
自動生成されるダンジョンが
そこにあるんだったら
行ってみたいに決まってるし…ッ

自動生成のダンジョンの

ロールプレイングゲームと言えば

有名なのがトルネコの大冒険とか

風来のシレンとか…辺りか

完全な自動生成じゃなくて

行く度に数パターンからマップが生成されて

ルートが毎回変わる様な…

そんな感じのゲームもあったな…


それも”始まりの洞窟”って言う位なんだから
超親切な初心者向けの洞窟でしょ?


「行く行く!行きたい行きたい!
私もダンジョン、行ってみたい」

『始まりの洞窟は、
ダンジョンらしいダンジョンでもなく
何のギミックもない、1本道の10分もあれば
最深部に行って戻って来れる様な
簡単な物に御座いますよ?
姫様にお楽しみ頂ける物では…
到底ない様に…思いますが。
姫様がそれをお望みと言う事にありましたら。
始まりの洞窟に、ご案内致しますが…。
ああ、でしたら…。
こちらの魔法のジョウロの方で、
そのマップ上の始まりの村に
姫様の魔力をほんの少し…
お与え頂いてもよろしいでしょうか?』

そうメリーが言って来て
オブジェクトの成長を促す為に
魔力を分けて欲しいと言う事の様だ


/ 616ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp