第11章 ようこそ!淫魔の癒しのマッサージ店へ…** 後編
パンッパンッパン…っと
抽送が更に加速して激しくなって
彼自身のそれが近付くほどに
再び身体が深い深い絶頂を
迎えようとしていて
快感の山を駆け上がる様にして
昇って行くのを…感じる
それまで感じた絶頂の…
オーガズムの山に比べて
更に更に高い高い…
山に昇って昇り詰める様な
そんな深い絶頂の予感に
ゾクゾクと自分の背筋が震えだす
「んああっ、んんっ、んんっ、
ふあああぁっ、やぁあ、
来るっ、、来ちゃ…ぅ…んんっ、
ああぁっ、ダメッ、んああっ、はぁ、
ん、ふあああ゛ああァ――――あぁンんッ!!」
それまでの絶頂とは比べ物にならない位の
大きな深い深い絶頂の山を昇り詰めて
快感の波に意識を攫われて
山の頂上から海の底にまで一気に沈んで
それからまた…山を通り越して
今度は雲の上に無防備なままに放り出される様な
そんな…オーガズムを感じて居て
その余韻に…いろはが
痙攣する様にして
ビクビクっと…全身を震わせていると
パンッパンッと更に抽送を送られてしまって
もう一度空の上にある山に昇らされてしまって
どこまで行くのか分からない様な…
未知なる快感の世界に…辿り着いた様な…
「んやああぁんっ、これ以上…はぁ、
イケ…な、いいっんんっ、はああぁああぁんッ!」
そう言いながらもいろはは
また絶頂を迎えてしまって居た