第11章 ようこそ!淫魔の癒しのマッサージ店へ…** 後編
その部分には…まだ 彼は
オイルは塗ってないのだから
今…ミナトの指を濡らしているのは
私の…愛液でしか…なくて…
私の愛液で濡れた指を ペロっと
その人間の舌よりも長くて
少し先端が細くなった舌で舐め取られてしまって
その…淫魔…な彼の表情と
仕草の厭らしさにドキドキとしてしまって居た
『こっちに使うのは…こっちのオイルね…』
キャリアオイルなら…ここに使っても
大丈夫だと…ミナトがそう言って来て
殆ど香りのしないキャリアオイルだけを
ミナトが自分の手に乗せると
いろはの大陰唇に その手を添えて来て
ミナトの体温でオイルを
その部分に染み込ませる様に馴染まされて行く
その部分に触れるのも…あくまでも…
性急に触れて来る訳じゃなくて
ミナトの手の体温で温められているみたい
じんわりとその手の体温でオイルを…
いろはの茂みである恥丘から
恥丘の下にある大陰唇へと
更にお尻の方へと続く
会陰へと馴染ませて行って
鼠経のラインにオイルを馴染ませた手で触れて来て
前後に鼠経のリンパを流す様に触れて来る
「ふぁ…んっ…、んぅ」
心地のいい…気持ち良さ…だ
ヨニマッサージとかて陰部のマッサージが
流行ってるってヘアサロンで読んだ
女性向け雑誌で読んだ事あるけど…
今…ミナト…さんがしてくれてる
これが…それなの…かも…って思う…
あくまでも…1つ1つの場所を…
丁寧に時間をかけて解されて行って
自分の…今まで
自分の内側に溜め込んでいた
どす黒い様な モヤモヤが
するすると解けて…
消えて行くみたい…だな…