第10章 ようこそ!淫魔の癒しのマッサージ店へ…** 前編 裏なし
『これは、すいません、
お姫様、失礼を致しました…。
そのご様子では…、お姫様は
どのセラピストにするか、
お迷いの様で御座いますね』
私がどのセラピストさんにするか
さっきからずっと写真と
プロフィールと…その…セラピストさんの
好きなプレイとかを見比べては迷って
いろはが決めかねていると
スッと一枚の…パネルを…
淫魔のお兄様がいろはが見ている
他のパネルの上に…重ねて置いて来て
『決めかねておられますのでしたら、
こちらの…”ミナト”は如何でしょうか?
ミナトは…、人間の世界で
ホストをしておりました
経験も御座います、セラピストですので。
人間の女性の扱いも慣れておりますから。
こう言ったお店が、初めてであるお姫様の事も
上手にエスコートする事ができますので』
「あ、はい…、そうでしたら…、
その、ミナトさん…でお願いします」
正直…甲乙をつけがたくて悩んでたので
素直に淫魔のお兄様がオススメしてくれた
元ホストの淫魔セラピストの
ミナトさんを指名する事にして
最初はご希望のプレイ内容とかの
カウンセリングをするのでと言う事で
ボーイさんにこちらへどうぞと
別室へと案内をされて
ソファに座らされると
まずは問診票にご記入をとボーイに促されて
デート用の問診票とそれから
マッサージ用の問診票があって
それぞれの問診票に…
OKな事NGな事をチェックして行って
自分の感じる場所とか
ここを重点的にして欲しいとか
割と…細かい指定をしてもいい様で
プレイに関しては…フレキシブルに
個別対応をして貰える様だった