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妄想姫と魔法のステッキ【R-18】

第1章 きっかけと言う名の始まりの夜





ある時に…

ふと… 私は気が付いた


自分が家と職場の往復しか…

毎日していないと言う 事実にだ



コロナの影響もあって

仕事の帰りに慰労会やら忘年会とかの

お酒の席が無くなったのもあるし

そう言った会も無くなれば…


自然と…大学時代や高校時代の
友人と会う事も無くなり

合コンとかにも…誘われる事も

知らない間に無くなって…


20代の半ば…にして…

随分と色気のない…
生活をしていた事に気が付いた


気楽なお1人様生活に…慣れ過ぎてて

楽な方にばかり…逃げてしまってたなぁって


「ダメだよなぁ、こんなんじゃ…」


最後に付き合ってた彼と…別れてから

もう…1年以上…になる…し

充電期間と言いながら 

結局…まだ ひとりのままで居るし…

当然に…最後に…そう言う事を致してから…

もう 当然 1年以上…経過しているのだから

して無さ過ぎて…いざ…相手が出来ても

どうするんだっけ?
ってなりそうなレベル…だな…

「とは言っても…、
誰もでもいいって訳じゃないしな…」

そう漏らす様にしていろはが言うと
はぁ~っと大きなため息をついた



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