第10章 特別講習の時間
「早稲田さんおはよう!昨日の講習どうだった?」
『おはようございます茅野さん。
昨日は結果的に地球一周して終わりました』
「え?」
「こら早稲田さん!そんな薄っぺらな時間じゃなかったでしょ!昨日宿題に出したレポート課題はできましたか?」
『もちろんですよ先生』
「で、その時に彼が…あー実演した方が早いわね。相手を…」
『私がやります』
「あら遊夢、珍しいわね。
まあいいわ、こっち来なさい」
「どうしたんだろ早稲田さん、いつも積極的に発言する方じゃないのに…」
「うん、きっと多分、遊夢ちゃんなりに何かが変わったんだと思う。
あれは、アサシンの目だ」
「ふふふ、昨日殺せんせーと何かあったのかな?」